第一章     初めての逆転

「事件の内容」
マンションの一室で女性が殺害された。
主人公、成歩堂龍一の友人であり、女性の恋人である矢張政志が逮捕されてしまう。
死因は鈍器での殴打。鈍器とは、「考える人」の置物のこと。

事件の当日、目撃したこと  証人:山野星雄
勧誘しておりましたら、とある
部屋から、男が出てきたんです。
男はあわてていて、ドアを半開きに
したまま、行ってしまいました。
おかしいと思いまして、私、部屋を
のぞいてみたんでございます。
すると、なんと、女の人が
死んでいるじゃございませんか!
私、腰が抜けてしまいまして。
怖くて、部屋に入れませんでした。
私、すぐに警察を呼ぼうと
思ったんでございます。
でも、彼女の部屋の電話は
通じませんでしたので、
それで、近くの公衆電話から
通報いたしました。
時間はハッキリ覚えております。
お昼すぎの、2時でした。
つきつける→高日美佳の解剖記録
逃げた男は、間違いなく、
そこにいる被告の方でございます。


死体を発見した時間について 証人:山野星雄
死体を見つけたとき、時間が
聞こえてきたんでございます。
あの音、時報みたいな感じで・・・・。
たぶん、テレビだったと思います。
つきつける→停電記録
あ、でも、時報にしては、
2時間もズレていたんですよね?
たぶん被害者の方は、ビデオを
見ていたのではないでしょうか。
その音を聞いたから、2時だったと
思い込んでしまったんでしょうね。
どうも、ごメイワクを
おかけいたしました・・・。


《時間を聞いた》ことについて 証言:山野星雄
やっぱり、”聞いた”のではなく、
”見た”んでした!
現場には、置き時計が
あったじゃないですか。
つきつける→置物
ほら、犯人が殴るときに
使った凶器ですよ。
おそらく、あれで時間が
わかったんだと思います・・・・。

まだある

事件当日、部屋に入ったから

時計を鳴らしてみる

はい

パスポート

置物


第一章終了

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